メニューへ 本文へ
Go Top

社会

南部を中心に7日まで大雨 今年の梅雨の特徴は「前線の停滞」と「夜間の雨」

Write: 2021-07-05 15:10:55Update: 2021-07-05 17:49:18

南部を中心に7日まで大雨 今年の梅雨の特徴は「前線の停滞」と「夜間の雨」

Photo : YONHAP News

この39年間でもっとも遅い梅雨入りとなった韓国では、南部を中心に5日から7日までの3日間に降ると予想される雨が、最大で300ミリを超える恐れがあり、気象庁が警戒を呼び掛けています。 
気象庁は5日正午の時点で、1時間当たり30ミリ前後の激しい雨が降っている南西部の海岸を中心に大雨注意報や警報を出しました。
気象庁によりますと、ことしの梅雨の特徴は、梅雨前線が停滞していることで、東西にのびる前線が同じところに長く停滞するために、所によって雨が集中し、災害につながる恐れがあるということです。
また前線の影響を受ける地域とそうでない地域の差が激しく、前線の位置が少しでも変わると、予想していた降水量に大きな差が生じるため、すべての地域で注意が必要だと話しています。
ことしの梅雨のもう一つの特徴は、夜間に雨が強まることです。
6日と7日の明け方には、前線に向けて非常に多い水蒸気が流れ込み、このため雨雲が発達し、強い雨が降る見込みです。
気象庁は、「梅雨前線の停滞で同じような場所で強弱を繰り返しながら雨が降り続くため、すでに地盤が緩んでいるところへ非常に激しい雨が降ると、一気に土砂災害の危険性が高まる恐れがある」として、雨が止んでも、しばらくは土砂崩れなどに警戒するよう呼びかけています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >