韓国南部では5日夜から6日朝にかけて降った雨が、降り始めからの雨量で300ミリを超え、大雨による被害が相次いでいます。
降り始めからの雨量が200ミリを超えた全羅南道(チョンラナムド)光陽(クァンヤン)市では、6日午前6時過ぎに土砂崩れが発生し、住宅2棟が土砂に埋もれ、2棟が一部損壊しました。
消防当局は、家のなかにいた1人が土砂に埋もれたとみて、救助作業に当たっています。
全羅南道海南(ヘナム)郡では6日午前5時ころ、60代の女性1人が急流に押し流され、死亡しました。
気象庁は、梅雨前線が引き続き7日まで韓国南部に停滞するため、南部を中心にこのあとさらに最大で250ミリの雨が降る見込みだと話しています。