ネット通販の取引額が、ことし5月に史上初めて16兆ウォンを超えたことが分かりました。
統計庁のまとめによりますと、ことし5月のネット通販の取引額は、16兆594億ウォンと、去年の同じ月に比べ3兆3110億ウォン、率にして26%増加しました。ネット通販の取引額が16兆ウォンを超えたのは初めてです。
商品別に見ますと、食に関連した商品の伸びが目立っていて、デリバリーサービスは去年より62.2%、飲料・食品は38.1%増加しています。
新型コロナウイルスの影響で、デリバリーサービスやレトルト食品に対する需要が伸びるなか、それらのネットで注文できる食品メニューの多様化や、早朝配達サービスの普及など、サービスの高度化も背景にあるとみられます。
そのほか、ネット通販での家電製品や通信機器の売上げが去年より19.7%、生活用品が13.3%、アパレル商品が2.4%増えました。