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韓国の人口で50代が占める割合が16%で最も多い一方、30代以下は減少し、人口の高齢化が進んでいることがわかりました。
行政安全部は6日、6月30日現在の韓国の年齢別人口統計を発表しました。それによりますと、韓国の人口は5167万2400人で、去年3月末の時点に比べると3万3505人減少し、人口減少が続いていることがうかがわれます。
年齢別の人口をみますと、50代が859万314人と全体の16.6%を占め、最も多くなっています。次いで40代が15.9%、60代が13.5%、20代が13.05%、70代が7.15%、80歳以上が3.96%でした。
同じ項目での人口統計を取り始めた2008年に比べると、当時全人口に占める割合が5番目に大きかった50代が2018年以来、最も多い割合を占めている一方で、30代、10代、10歳以下の割合は大きく減少しています。
人口の平均年齢は43.4歳で、2008年に比べ6.4歳増えています。女性の平均年齢は44.6歳と男性42.3歳より2.3歳多くなっています。
行政安全部は、「10年後には50歳以上の人口が過半数を占めるようになり、平均年齢が50歳を超える地域が増えるものと予想される」としていて、教育、福祉、地域開発など経済や社会全体において人口の活力を高める政策の推進を加速する必要があると指摘しました。