首都圏で若い世代を中心に無症状の新型コロナウイルス感染者が急増していること受け、政府は軽症や、無症状の感染者の受け皿となる医療施設をさらに3か所設けたと明らかにしました。
中央事故収集本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は6日の記者会見で、首都圏で若い世代を中心に、無症状の感染者が急増しているとし、こうした人を対象に、来週までに軽傷や無症状の感染者を受け入れる医療施設を新たに3か所設ける方針を示しました。
保健当局によりますと4日現在、全国の新型コロナの患者を受け入れる医療施設で使用可能な病床は7405床のうち4655床、重症患者向けの病床は795床のうち581床で、重症患者向けの病床は余裕があるとみられる一方、軽症の人や無症状の人を受け入れる医療施設で使用可能な病床は2738床しかなく、当局は無症状の感染者が急増している状況のなかで、病床が今後逼迫する恐れがあると懸念を示しています。