中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は12日までに新たに1100人が確認され、累計で16万9146人になりました。
週明けの月曜日に発表された新たな感染者数としては、これまででもっとも多くなっています。
また新たな感染者数が6日連続で4桁となったのも初めてです。
1日の新たな感染者1100人のうち、国内での感染は1063人で、残りの37人は、海外からの入国者でした。
地域別には、ソウル402人、京畿道(キョンギド)322人、仁川(インチョン)51人と、首都圏だけで全体の72.9%の775人でした。
首都圏以外の新たな感染者数は288人と全体の27.1%で、9日から4日連続で20%を上回っていて、感染が全国に広がっているのではないかと懸念されています。
死者は1人増えて合わせて2044人になり、韓国の致死率は1.21%になりました。
一方、政府は首都圏の感染拡大を抑えるため、感染対策「社会的距離の確保」のレベルを12日から2週間、これまでの第3段階から第4段階に引き上げ、午後6時以降は3人以上が集まる私的な集まりを禁じるなど、規制措置を強化しています。