ソウルは、イギリスの月刊誌「モノクル(Monocle)」が選んだ「世界で最も住みやすい都市」で11位になりました。
ソウル市によりますと、モノクル誌は12日、ことしの「世界で最も住みやすい都市」を発表し、ソウルは11位になりました。ソウルがこのランキングにランクインしたのは、今回が初めてです。
モノクル誌は、「従来の評価項目のうち、コロナ禍に相応しくない項目を除き、パンデミックの状況下でも暮らしの質を保つことができ、回復への準備が整っている都市を選んだ」と説明しています。
ソウルは、都市の規模が大きいにもかかわらずアクセス性が優れていて、様々な楽しさを体験できる都市だと評価されました。
安価で便利な公共交通機関などが長所として挙げられたほか、新型コロナウイルスへの対応においても、感染防止対策や感染者の行動履歴の追跡、市民の積極的な参加などが高い評価を受けました。
今回のランキングで1位に輝いたのは、デンマークのコペンハーゲンで、東京もトップ10にランクインしました。
ソウル市によりますと、人口が1000万人規模の大都市で20位以内に入ったのは、ソウルと東京、ロサンゼルスの3つの都市だけだったということです。
モノクル誌は2009年から毎年、世界で最も住みやすい都市を発表しています。