韓国で新型コロナウイルスの接種を完了した人は、12日の時点で、およそ580万人で全人口の11.4%に達していますが、接種を完了してから14日以上が経ち抗体ができているにもかかわらず、コロナに感染する「ブレイクスルー感染」のケースが、これまでに252人報告されていることがわかりました。
中央防疫対策本部は13日、8日までに報告されたブレイクスルー感染は252人であると明らかにしました。このうち2人が重症で、死亡者はいないということです。
ワクチン別にみますと、ヤンセンファーマを接種した人が143人と最も多く、ファイザーが59人、アストラゼネカが50人でした。
これについて、 中央防疫対策本部は、「いかなるワクチンも100%の予防効果が得られるわけではなく、現在ブレイクスルー感染する人は少数とみられる」とし、ワクチンの効果が疑われるような状況ではないと説明しています。