中央災害安全対策本部は18日、新型コロナウイルスの流行「第4波」が深刻化していることを受け、19日から首都圏以外の地域でも私的な集まりの人数制限を4人までにする方針を発表しました。
この措置は、8月1日まで2週間維持されます。
現在首都圏のソウル、京畿道(キョンギド)、仁川(インチョン)の3つの地域では、政府の感染防止対策「社会的距離の確保」で最高レベルの第4段階が適用され、私的な集まりの人数制限は午後6時までが4人、午後6時からは2人までとなっています。
首都圏以外の地域の場合、今月15日から一部の地域を除いては第2段階に引き上げられましたが、地域によって私的な集まりの人数制限が4~8人と異なっているため、混乱が生じるとの指摘がありました。
また、首都圏の防疫措置が強化されたことで、首都圏以外の地域で会食を行う事例なども起きているなか、人の移動が本格化する夏休みシーズンを控え、全国的に私的な集まりの人数制限を強化する必要があるとの指摘がありました。
これを受け、政府は今月19日から8月1日までの2週間、首都圏以外のすべての地域で私的な集まりの人数制限を4人までにする方針を明らかにしました。
ただ、一緒に暮らす家族をはじめ、児童・老人・障がい者など養護が必要な場合や、直系家族の集まりは人数制限が適用されないということです。
また、新型コロナのワクチン接種を完了した人も、私的な集まりの人数制限から除外されます。