新型コロナウイルスの変異株のなかで、感染力が強いとされるデルタ株の感染拡大が勢いを増していますが、中央防疫対策本部は、韓国でもデルタ株が優勢になったと判断されるという見方を示しました。
中央防疫対策本部によりますと、18日から24日までの一週間で、変異株への感染が確認されたのは1412人、全体の新規感染者の58%に上っています。このうちデルタ株の感染者は1242人で、変異株全体のおよそ9割、全体の感染者の51%を占め、半数を超えました。
中央防疫対策本部は、「デルタ株の強い感染力で、ワクチンの接種率が高い国でも感染が拡大する傾向にある。韓国でもデルタ株がもはや優勢になっていると判断できる」という見方を示しました。