アフリカ東部ソマリア沖に派遣中に駆逐艦内で新型コロナウイルスに感染し、病院や施設で隔離中の海軍「清海部隊」第34陣の乗組員272人のうち261人が完治したと診断され、早ければ31日にも帰宅します。
20日に韓国空軍の輸送機で帰国してから11日目となります。
韓国国防部が29日発表したところによりますと、防疫当局の指針に従い、完治判定を受けた261人は追加検査を行わずに隔離解除され、各自の希望に応じて自宅や施設でおよそ1週間休暇を取るということです。
残りの11人は、咳や喉の痛みなどの症状があり、医療陣が31日に退院または退所の是非を決定するということです。
陰性と判定され、海軍の施設で隔離中の29人は、来月2日にPCR検査を受け、陰性なら翌日に隔離解除されます。
26日に行われた検査では全員が陰性でした。
軍当局は、陰性と判定された29人は隔離解除された直後の来月3日に、31日に隔離解除される261人は8月の第2週にファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを接種する方針です。