女性家族部は、今月14日に迎える「慰安婦の日」の記念式典を、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オンライン形式で開催すると明らかにしました。
「慰安婦の日」は、2012年に台湾で開かれた慰安婦問題を解決するためのアジア連帯会議で、慰安婦被害者の金学順(キム・ハクスン)さんが1991年8月14日に公開の席で初めて被害を訴えたことにちなんで8月14日に定められ、韓国では2017年末の法改正により2018年から国の公式記念日になりました。
ことしの式典では、ネット空間で、旧日本軍の慰安婦被害者との関わりがある歴史的な場所を巡る「オンライン行進」イベントを行う計画で、参加を希望する人は、ホームページで申し込むことができます。
女性家族部の黄允静(ファン・ユンジョン)権益増進局長は「慰安婦の日をむかえ、多くの国民が、被害者たちを記憶し、その精神に寄り添うことを願う」とコメントしました。