就職情報サイトの「ジョブコリア」が、大学生を対象にしたアンケートで、最も入社したい企業１位に、2年連続でインターネットサービス大手「カカオ」が選ばれました。
ジョブコリアは毎年、上半期の就活シーズンを前に、大学生を対象に時価総額上位100社のうち就職したい企業についてアンケートを行っています。
ことしも大学生1106人を対象に、最も入社したい企業について尋ねたところ、「カカオ」が15.3％と、最も多い回答を得て、2年連続で1位となりました。次いで、去年の調査で4位だったサムスン電子が9.0％と2番目に多く、3位は、去年2位だったネイバーで、6.５％の回答を得ました。
このほか、アモーレパシフィック、ネットマーブル、大韓航空、IBＫ企業銀行、ＮＣソフト、ＬＧイノテック、サムスン物産がトップ10に入りました。
入社したい企業を選んだ理由については「希望する仕事ができそうだから」が22．６％と最も多く、次いで「福祉制度と労働環境」が22.2％、「勤続年数が長い」が20.8％、「年給が高い」が18.5％でした。
ジョブコリアの関係者は、毎年インターネット関連企業が人気であり、ことしは、IT開発人材の誘致競争などの影響で、ゲーム会社への就職を好む割合が高かったと説明しました。