韓国では、全国民のおよそ88%が1人あたり88万ウォン受け取る「共生国民支援金」が9月20日から始まる秋夕(チュソク、旧暦のお盆)の連休前に給付される見通しです
16日、政府当局によりますと、政府は今週中にも国民支援金の給付時期などの詳細を発表する予定です。
新型コロナウイルスの感染状況による予定変更の可能性はありますが、現在のような状況が続く場合、秋夕の連休前に前には給付がスタートする可能性が高いということです。
洪楠基(ホン・ナムギ)副総理兼企画財政部長官は12日、「来月末までに国民支援金の給付率90%を目標とする」と述べました。
このためには、遅くても9月中旬の連休前には給付が始まらなければならないとみられています。
去年、緊急災害支援金の場合、申請を受け付けてから15日で予算全体の91%の給付が行われました。
一方、一部では新型コロナウイルスの感染者が連日2000人近く発生している状況を考慮して、秋夕以降に支援金を給付すべきだという意見も出ています。
また、今回、給付される支援金はオンラインでは使えず、対面消費を促す目的を持っていますが、これは外出や私的な集まりを制限してステイホームを呼びかける防疫当局の方針と相反するものだという指摘も出ています。