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社会

国防部 局長級ポストの法務管理官に初の女性起用

Write: 2021-08-17 13:10:25Update: 2021-08-17 13:24:47

国防部 局長級ポストの法務管理官に初の女性起用

Photo : YONHAP News

韓国軍の司法制度や人権政策の全般を総括する法務管理官に初めて女性が起用されました。 
国防部が17日、発表したところによりますと、法務管理官に国防部のユ・ジェウン規制改革法制担当官を起用したということです。
法務管理官に女性が起用されたのは、このポストが新たに設けられた1981年以来、初めてです。
ユ氏は、成均館(ソンギュングァン)大学法学科と大学院で学び、法学修士の学位を取得しました。
2001年から10年間、空軍、合同参謀本部、防衛事業庁などで法務官として勤務し、国防分野で幅広い経験を積みました。
2018年には国防部の規制改革法制担当官に任用され、国防改革に関するさまざまな法令の改正を主導し、韓国軍の法務分野の最高レベルの専門家と評価されます。
国防部は、「ユ氏は、卓越した専門性を認められ、国防部の局長級ポストに起用された。国防部が抱える韓国軍の司法制度の改革、将兵の人権保護の問題などのさまざまな懸案を解決し、軍の司法制度の発展に貢献することが期待される」と話しています。
法務管理官は、軍事裁判所や軍の検察機関の運営、国防関連法令など司法制度全般、軍の人権政策を総括する局長級ポストです。
今回の女性の起用には、部隊内で上官にセクハラされ自殺する事件が相次ぐなど、軍の人権制度や司法制度の改革が必要だという声が出ていることが背景にあるとみられています。

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