新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから、政府の感染防止対策「社会的距離の確保」のいまのレベルが、23日から来月5日まで2週間延長されました。
もっとも高い第4段階が適用されている首都圏や釜山（プサン）、大田（テジョン）、済州島（チェジュド）では、飲食店とカフェの営業時間が現行の午後10時までから午後9時までに短縮され、午後9時以降はテイクアウトと出前だけが認められます。
そして第4段階適用地域の午後6時以降の私的な集まりは、2人までとなっていますが、飲食店とカフェに限り、ワクチン接種者2人を含む4人までが認められます。
またコンビニでの飲食も午後9時までに制限されるほか、カラオケや映画館など不特定多数の人が利用する施設の営業は、現行と同じく午後10時までに制限されます。
政府は今後2週間の厳しい感染防止対策による効果と、ワクチン接種率などを総合的に踏まえて、来月20日からの旧盆の秋夕（チュソク）連休の対策を講じる方針です。