新型コロナウイルスの感染者が、23日、新たに1418人確認されました。
中央防疫対策本部によりますと、1日の新たな感染者数は、土日で検査数が少なかったこともあって、6日ぶりに1500人を下回りましたが、48日連続で1000人台を続けており、累計で23万7782人となりました。
死者は7人増えて、合わせて2222人になりました。
また22日の1日の死者は、新型コロナの第4波が流行して以降、もっとも多い13人でした。これは、今月19日と同じ死者の数です。
また、ここ1週間の死者数は、その前の週より69%増えて60人でした。
そして22日の死者13人のうち、40代と50代が半数を占めました。
また20代の死者はこれまでに8人ですが、このうちの5人がここ1か月の間に亡くなっていて、亡くなる人の年齢が低くなっています。
これについて、保健当局は22日、「致死率は下がっているが、感染者全体が増え続けていることから、死者も増えている。ワクチン接種の効果が十分現れるまで、広がりを最大限抑える努力が重要だ」と話しています。
専門家らは、総人口の70%がワクチン接種を完了すれば、新たな感染者や死者が減るだろうとして、それまでは感染対策を徹底するよう呼びかけています。