中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は25日までに新たに2155人増えて、累計で24万1439人になりました。 
新たな感染者は前の日より646人増えて、5日ぶりに再び2000人を超え、去年1月20日に国内で初めて新型コロナの感染者が確認されてから2番目に多い数となりました。
なかでも、変異ウイルスのデルタ株が急速に広がっているうえ、新学期が始まったことや休暇から日常への復帰により感染がさらに広がる可能性があるという懸念も出ています。
金富謙（キム・ブギョム）国務総理は25日、「新型コロナの新たな感染者が5日ぶりに2000人を超えたうえ、国内の感染者の10人中9人がデルタ株に感染している」とし、防疫当局と地方自治体に対して迅速かつ徹底した感染防止体制を維持するよう求めました。
新たな感染者2155人のうち、国内での感染は2114人で、残りの41人は海外からの入国者でした。地域別には、ソウル673人、京畿道（キョンギド）579人、仁川（インチョン）117人と、首都圏だけで64.8%の1369人に上っています。
重症患者は過去最多の434人、死者は9人増えて合わせて2237人になりました。

★2021年８月26日修正