中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は26日までに新たに1882人増えて、累計で24万3317人になりました。
新たな感染者1882人のうち、国内での感染は1829人で、残りの53人は海外からの入国者でした。
地域別には、ソウル566人、京畿道(キョンギド)504人、仁川(インチョン)98人と、首都圏だけで全体の64%に上っています。
25日の死者は20人で、先月初めから続いている流行の「第4波」が始まって以来、最も多い人数となりました。
政府は、重症患者がさらに増えることに備え、今週末までに重症患者向けの病床250床あまりを追加で確保する計画です。
1回目のワクチン接種を終えた人は2707人で、人口の52.7%となりました。2回目の接種まで終えた人は人口の26%にあたる1335万人あまりとなっています。
一方、26日から18歳から49歳までのワクチン接種が始まり、今週はファイザー製ワクチンの接種が行われています。
政府は今後、接種前にどのワクチンを接種することになるのかを1週間単位で対象者にSMSで通知する予定です。
また、政府は連休前に全国民の70%に対して1回目の接種を完了する方針で、旧盆の秋夕(チュソク)の連休以降に接種を予約した人は、現在の予約をキャンセルし、9月初めや中旬に予約し直すことができるということです。