中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は31日までに新たに1372人が確認され、累計で25万1412人になりました。 
1日の感染者数は56日連続で1000人以上となっています。
新たな感染者1372人のうち、国内での感染は1333人で、残りの39人は海外からの入国者でした。
地域別には、ソウル452人、京畿道（キョンギド）420人、仁川（インチョン）72人と、首都圏だけで全体のおよそ71%にあたる944人でした。
新型コロナワクチンの1回目の接種を済ませた人は、総人口の56.5%にあたる2903万人あまりで、接種を完了した人は、総人口の29.6%にあたる1521万人あまりとなっています。
一方、看護師などが加入している保健医療産業労働組合が人員の拡充などを求めて、あさって2日からストライキに踏み切るとしていることについて、金富謙（キム・ブギョム）国務総理は、「労働組合側の主張に共感するが、財政状況などを考慮しなければならない」として、協議を続けていきたい考えを示しました。
権徳喆（クォン・ドクチョル）保健福祉部長官も談話を発表し、「保健医療従事者の勤務環境の改善など基本的な方向には共感するが、公共医療の拡充などは自治体の意志と、それに伴う相当の財政支出が必要だ」として、ストライキの中止を求めました。