メニューへ 本文へ
Go Top

社会

元徴用工 三菱重工関連企業の債権の差し押さえ申請を取り下げ 

Write: 2021-09-03 12:39:26Update: 2021-09-03 12:41:16

元徴用工 三菱重工関連企業の債権の差し押さえ申請を取り下げ 

Photo : YONHAP News

韓国大法院が三菱重工業に元徴用工らへの賠償を命じた確定判決をめぐり、三菱重工業の韓国内の債権について差し押さえを求めていた原告側が申請を取り下げたことが2日、わかりました。
法曹関係者によりますと、戦時中に三菱重工業の軍需工場で働かされた元女子勤労挺身隊員の韓国人被害者らの弁護士が、ソウル近郊の水原(スウォン)地方裁判所安養(アニャン)支部に差し押さえ解除と取り立て放棄の申請書を提出したということです。
韓国大法院が三菱重工業に対して元徴用工らへの賠償を命じた判決を受け、裁判所は先月、三菱重工業の関連企業が韓国企業LSエムトロンから受け取る商品代金の差し押さえを認めましたが、LSエムトロンは先月、「取り引き先は三菱重工業ではなく、三菱重工業の孫会社にあたる三菱重工エンジンシステムだ」とする陳述書を裁判所に提出しています。
これを受けて、原告側は2日、事実確認ができたとして、取り立てなどの申請を取り下げ、裁判所は、差し押さえの命令を解除しました。
原告側は、三菱重工業が韓国内に持つ商標権や特許をすでに差し押さえていますが、実際の現金化には時間がかかる見通しです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >