中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は4日午前0時までに、新たに1673人が確認されました。 
土日で検査数が少なかったこともあって、1日の新たな感染者数は11日ぶりに2000人を下回りました。
このうち、国内での感染は1653人で、のこりの20人は海外からの入国者でした。
死者は6人増えて2051人になり、韓国の致死率は0.79%となっています。
新型コロナワクチンの1回目の接種を済ませた人は、総人口の77％で、2回目の接種まで完了した人は52%となっています。
保健当局は、ワクチン接種の効果が表れているとして、これまでは症状の軽い感染者のうち、子どもや世話が必要な家族を持つ保護者などに限られていた自宅療養の対象を、症状の軽い成人の感染者や無症状の感染者にまで拡大することを決めました。
現在、自宅療養中の感染者はソウルで1200人あまり、京畿道（キョンギド）で900人あまりなどとなっています。
 一方、政府の感染防止対策「社会的距離の確保」のレベルは、現在首都圏でもっとも高い第4段階、首都圏以外で上から2番目の第3段階となっていますが、これがさらに2週間延長され、今月17日まで続くことになりました。
ただ、結婚式や屋外スポーツなどの人数制限を、新型コロナワクチン接種完了者は対象外とするなど、感染防止対策はやや緩和されます。