新型コロナウイルスの治療用に開発されている飲み薬について、政府は、今月までに40万4000人分の購入契約を完了する方針だと明らかにしました。
中央災害安全対策本部は7日、政府が40万4000人分の新型コロナウイルスの飲み薬を確保する計画だと発表し、まだ契約を締結していない13万4000人分については、追加の協議を通じて11月には確定する予定だと明らかにしました。
そのうえで、13万4000人分の購入契約を進めるため、アメリカのMSDやファイザー、スイスのロシュと協議を行っていると説明しました。
現在新型コロナの新たな感染対策「段階的な日常回復」を進めている政府は、重症患者の発生を最小限に抑えるために新型コロナの飲み薬の購入契約を進めていて、ことし9月にMSDと20万人分、10月にはファイザーと7万人分の購入契約を締結しました。