韓国の去年の国際結婚は、2008年以降で最も少なかったことがわかりました。
統計庁が8日、まとめたところによりますと、去年の国際結婚は1万6177件で、前の年より8544件(34.6%)減りました。
国際結婚は、2017年の2万1900件から2019年には2万4700件へと3年連続で増加傾向でしたが、去年は減少へと転じました。
国際結婚が年間2万件を下回ったのは、統計をとり始めた2008年以降、初めてです。
統計庁は国際結婚の減少について「新型コロナウイルスの影響で国境を越える移動が大きく減少したため、国際結婚も急減したものとみられる」と説明しています。
また全体の婚姻件数のうち、国際結婚の割合は7.6%で、前の年より2.7ポイント減少しました。
一方、国際結婚世帯の離婚は8685件で、前の年より1183件減りました。全体の離婚に占める割合は8.2%で、0.7ポイント減少しました。