アメリカ商務省は、グローバル企業に対して半導体不足の情報提供を求めていますが、韓国のサムスン電子とSKハイニックスは、顧客情報などを除く社内データをアメリカ商務省に提出したことがわかりました。
アメリカ商務省は、半導体不足の実態を把握するためとして、グローバル企業に対して半導体のサプライチェーンの在庫、注文、販売の社内情報を自発的に提出するよう求めています。
これについてサムスン電子は9日、半導体のサプライチェーンの資料を提出したが、顧客情報は公開できないので含めなかったと明らかにしました。
またSKハイニックスも、半導体サプライチェーンの資料を提出したことを明らかにし、「顧客との信頼関係を考慮して、資料を提出した」と説明しています。