サムスン電子の故・李健熙(イ・ゴニ)会長が生前に集めていた美術品が展示される「李健熙寄贈館」が、ソウルの鍾路区(チョンログ)松峴洞(ソンヒョンドン)に建てられることになりました。
「李健熙寄贈館」には、故・李健熙(イ・ゴニ)会長が生前に収集し、没後、遺族から寄贈された美術品、2万3000点あまりが展示されます。
美術品には、印象派を代表するフランスの画家、モネの「睡蓮」や、韓国の国民的画家、李仲燮(イ・ジュンソプ)の「牛」などがあります。
「李健熙寄贈館」が建設される 、ソウルの鍾路区・松峴洞は、国立現代美術館やソウル市立美術館など博物館や美術館が密集しているのに加え、5大古宮や北村韓屋村、仁寺洞(インサドン)など、韓国の伝統文化を味わえる文化財や観光地があり、文化体育観光部は、松峴洞を芸術、文化、観光の中心地にしたいとしています。
文化体育観光部は2027年の完工を目指して「李健熙寄贈館」の建設を進める計画です。