韓国の大学入試センター試験、大学修学能力試験が明日18日に迫るなか、新型コロナウイルスに感染、もしくは隔離中の受験生が170人あまりであることがわかりました。
教育部は16日午前0時時点で、2022年度大学修学能力試験の志願者50万9821人のうち、新型コロナに感染した受験生は101人、自己隔離中の受験生は105人であると、17日、明らかにしました。
このうち受験を希望しない15人と、受験前に退院する予定の18人を除いて、実際の受験生の感染者は、合わせて68人です。
去年は受験生のうち感染者は45人、自己隔離者は456人でした。
今月18日に全国で一斉に行われる大学修学能力試験では、去年と同じく自己隔離者だけでなく感染者も試験を受けられます。
感染が確認された受験生は、病院や生活治療センターに入院・入所した状態で試験を受け、自己隔離を行っている受験生は、当日に別途設けられた試験場で試験を受けます。
感染が確認された受験生はすでに、全国12か所の病院と、1か所の生活治療センターの病床に配置されました。
教育部によりますと、16日時点で感染していない受験生のための一般試験場は1251か所、隔離中の受験生のために別途設けられた試験場は112か所で、隔離中の受験生は3099人まで受験できるということです。
また、感染者のための病院と生活治療センター32か所、463病床を確保しました。
教育部は受験生の管理に向け受験前日の17日、全国の保健所の勤務時間を22時間体制に切り替え、受験生が迅速にウイルス検査を受けられるようにしました。
受験日の試験場では、監督官が身元を確認する時を除いて、すべての受験生はマスクの着用が義務付けられます。