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国際

韓米外務次官協議、終戦宣言など北韓との対話促進に向け持続的に協議

Write: 2021-11-17 14:51:18Update: 2021-11-17 14:54:25

韓米外務次官協議、終戦宣言など北韓との対話促進に向け持続的に協議

Photo : YONHAP News

アメリカを訪問している外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は現地時間の16日、アメリカ国務省のシャーマン副長官と協議しました。
外交部の報道発表によりますと、「両者は、終戦宣言を含めた韓半島の平和プロセスの進め方について、各レベルでの意思疎通と連携が抜かりなく行われているか確認し、北韓を対話のテーブルにつかせるための実質的な方策について持続的に協議することにした」ということです。
外交部は60分間行われた今回の協議で、韓米同盟と韓半島問題をはじめ、地域やグローバル懸案などに対する幅広い意見交換を行ったほか、新型コロナワクチンやサプライチェーンなどの分野での協力を続けることにしたと説明しました。
一方、アメリカ国務省も報道発表文で、「両者は、韓半島の完全な非核化に対する共同の約束と北韓問題を議論した」とし、「韓日米による協力は、21世紀の国際的な挑戦に対応するうえで必要だとする点も強調した」と伝えました。
そのうえで、「両者は、韓米同盟がインド太平洋をはじめ、その他の地域の平和と安全保障、繁栄の中核軸であることを改めて確認した」としました。
今回の協議で、大詰めの調整が行われていると伝えられている終戦宣言と関連し、韓米両側が一定水準の合意に至ったか、注目されます。
これに先立ち崔次官は14日、アメリカ・ワシントンのダラス空港で記者団に会い、韓米間の終戦宣言に関する議論について、近く前向きな結果があるという期待感を示したうえで、「韓米の間でこれまで議論してきた内容を振り返る」と話しました。
一方、外交部は、今回の協議で韓国とイランの懸案に関する協議が行われたと明らかにしました。アメリカの対イラン追加制裁によって韓国に凍結されたイランの石油輸出代金70億ドルについて協議したものとみられます。
外交部によりますと、イランの核交渉と関連して、崔次官は、必要な外交支援を続けると強調し、シャーマン副長官は、韓国側の貢献と役割を評価し、緊密な意思疎通を続けることで一致したということです。

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