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社会

ブースター接種の間隔 60代以上は4か月に短縮

Write: 2021-11-17 15:13:22Update: 2021-11-17 17:38:58

ブースター接種の間隔 60代以上は4か月に短縮

Photo : YONHAP News

政府は、新型コロナウイルスのブレークスルー感染を防ぐため、60代以上の高齢者層と療養病院の入院患者、療養施設の入所者、それに医療関係者に対する追加接種、いわゆる「ブースター接種」の間隔を、従来の6か月から4か月に短縮することにしました。
また、50代のほか、警察や消防隊員など優先接種の対象となる職業群に対するブースター接種の間隔も、6か月から5か月に短縮しました。
ただ、免疫低下者やヤンセンファーマ製ワクチンの接種者は、現状の基準を維持し、接種完了2か月後にブースター接種を行います。
ブースター接種の間隔を短縮した背景について、政府は、ワクチン接種を早い段階で完了した高齢者層を中心にブレークスルー感染が増えているからだと説明しました。
特にソウルの新たな感染者数が急増し、17日時点で重症患者の病床稼働率は80.6%に達しました。また、ブレークスルー感染と推定される事例は、17日時点で感染者の61.3%に達しています。
韓国の人口に対するワクチン接種率は、17日午前0時時点で78.4%と高い水準ですが、デルタ株によって接種効果が落ちているうえ、早期にワクチン接種を受けた高齢者層を中心にブレークスルー感染が増えています。
ワクチン接種後のブレークスルー感染の発生率を分析した結果、高齢者層の場合、接種完了4か月後から増加することがわかりました。
防疫当局によりますと、今回、ブースター接種の間隔を短縮したことで、年内にブースター接種を受ける対象者が合わせて1378万4000人に増えるということで、これは従来の基本接種完了から6か月後にブースター接種を受ける場合と比べて819万2000人増えたことになるということです。

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