新型コロナの新たな感染者は2日連続で3000人を上回り、過去最多を記録しました。2日連続で3000人台となったのは今回が初めてです。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの新たな感染者は18日午前0時までに新たに3292人が確認されました。
このうち国内での感染は3272人で、残りの20人は海外からの入国者でした。
重症患者は506人で前日より16人減りましたが、政府が当初、安定的に対応できる基準として示していた500人を上回っています。
重症患者が増えたことにより、ソウルの重症患者用の病床稼働率はおよそ81%となっています。
また、京畿道(キョンギド)と仁川(インチョン)もおよそ70%の稼働率となっているということです。
一方、ワクチン接種を終えた人は合わせて4031万2000人あまりとなり、総人口の78.5%になりました。
11月から段階的な日常回復、いわゆる「ウィズコロナ」にシフトし、様々な規制が緩和されたことや気温が落ち込んで換気をしづらくなったことなどが感染拡大の背景にあると分析されています。
政府は、今月末に日常回復の次の段階へ移行するかどうかを判断し、来月中旬にも施行する予定ですが、現在の感染状況からして第2段階への移行は厳しいのではないかという見方が出ています。