中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は23日午前0時までに新たに2699人が確認され、累計で42万950人になりました。
重症患者は34人増えて549人で、これまででもっとも多くなりました。
死者は30人増えて合わせて3328人になり、韓国の致死率は0.79%になりました。
政府は、高齢者や重症化のリスクの高い人への3回目の追加接種に力を注いでいます。
これまでに、追加接種の対象者のおよそ25%にあたる180万人あまりが追加接種を受けました。
療養型医療施設の入所者に対しては、追加接種の間隔を2回目から4か月に縮めたことから、政府は追加接種を速やかに行えるよう、施設を訪問して接種を行う人員を大幅に増やす方針です。
また入所者の家族などが接種を完了した場合は、入所者との対面での面会が許されましたが、これを暫定的に中止するほか、首都圏では施設従事者へのPCR検査を週2回に増やして実施することにしました。
保健当局は、時間の経過にともなってワクチンの効果が低下することを考慮し、接種完了者の「ワクチンパス」に有効期限を設けるかどうかについて検討しているということです。
18歳から49歳までの人への3回目の追加接種は、来年上半期に行われる予定です。