メニューへ 本文へ
Go Top

社会

韓国初のオミクロン感染夫婦  嘘の報告で自治体が告発

Write: 2021-12-10 02:07:27Update: 2021-12-10 11:45:55

韓国初のオミクロン感染夫婦  嘘の報告で自治体が告発

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の韓国初の感染者である40代の夫婦が、保健当局の疫学調査でうその報告をして、濃厚接触者の把握に支障が出たことについて、仁川(インチョン)市彌鄒忽(ミチュホル)区は、夫婦を、感染病予防及び管理に関する法律違反で告発する考えを示しました。
保健当局によりますと、ナイジェリアを訪問した40代の夫婦は、先月24日に仁川空港を経由して帰国し、今月1日にオミクロン株の感染が確認されました。
夫婦は、保健当局の疫学調査に対して、当初、政府が運営する「防疫タクシー」を利用して空港から自宅に帰ったと報告していましたが、実際には30代の知人が運転する車で自宅に帰っていました。
その知人は、オミクロン株に感染していたにもかかわらず、夫婦の嘘で濃厚接触者の指定から漏れ、陽性判定を受けるまでの数日間に多数の人と接触していました。特に、先月28日には、仁川の彌鄒忽区にある教会を訪れ、その日教会にいた40人がオミクロン株に感染したことが確認されています。
彌鄒忽区は、「夫婦がうその報告をしなかったら、知人を速やかに隔離して、地域内流行の危険性を下げることができた」と指摘し、夫婦を感染病予防及び管理に関する法律違反で告発する考えを示しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >