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国際

米国務長官 「インド太平洋戦略の核は同盟強化」

Write: 2021-12-15 15:05:12Update: 2021-12-15 15:06:36

米国務長官 「インド太平洋戦略の核は同盟強化」

Photo : YONHAP News

アメリカのブリンケン国務長官は14日、インド太平洋地域のアメリカの戦略について、韓国などの同盟国との協力を強化することが核になると述べました。
ブリンケン氏は、インドネシア訪問中に大学で講演し、「同盟国との関係強化」や「安全保障の強化」がアメリカのインド太平洋戦略の核だと強調し、「韓国、日本、オーストラリア、フィリピン、タイとの同盟関係を強化し、地域の内外でより強固なつながりを構築する」と述べました。
ブリンケン氏は、米中対立が深まるなか、南シナ海などでの「中国の攻撃的な行動に多くの懸念がある」との認識を示し、インド太平洋を強制や脅迫のない状態に保つが重要だとしたうえで、「この地域での衝突は望まない。韓半島の非核化という最終的な目標を達成するため、北韓との間で真摯で持続的な外交を行っているのもそのためだ」と述べました。
また、「中国けん制」を主張しながらも「これは、アメリカと中国の間の競争ではない。全ての国の権利を保護するための措置だ」と説明しました。
ブリンケン国務長官の東南アジア訪問はバイデン政権が発足して初めてのことで、中国けん制を念頭に、ASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国との協力を強化することでこの地域への関与を深める狙いがあるとみられています。
これに対し、中国外務省は14日の会見で、「アメリカは分裂と対立をあおっている」と反発しています。

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