中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は17日午前0時までに新たに7435人が確認され、累計で55万1551人になりました。
前日よりは200人近く減りましたが、3日連続7000人を超えました。
新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染者は3人増えて、合わせて151人になりました。
重症患者は971人で、前日より18人減りましたが、首都圏の重症患者用の病床稼働率は87%、全国は81.9%で、依然ひっ迫した状態です。
亡くなった人は73人増えて、あわせて4591人となりました。
感染状況が悪化したのを踏まえ、新型コロナワクチンの3回目の接種が行われていますが、人口に占める接種率は19%で、60歳以上の高齢層では半数以上が3回目の接種を受けたということです。
ワクチンの接種率を引き上げる間、「段階的な日常回復」、いわゆる「ウィズコロナ」を一時中断することになりました。
明日18日から私的な集まりの人数制限は4人までに制限され、全員ワクチンの接種完了やPCR検査の陰性を証明する「防疫パス」が必要となります。
また、食堂やカフェ、遊興施設などの営業時間は、再び午後9時までに短縮されます。
宗教施設は、ワクチンの接種完了者だけが参加する場合の収容人数が、従来の100%から70%に縮小されます。
幼稚園や小学校1~2年生は全面登校で変更はありませんが、残りの小中高校生の登校人数は3分の2に縮小されます。
この強化された防疫措置は、来月2日まで、16日間適用されます。