今年の夏は韓国も冷夏、大雨と日照不足
Write: 2003-08-21 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
今年の夏は、例年に比べて、雨の日が多く、降雨量が多かった反面、日照時間は短くなり、気温も低かったことが分かりました。気象庁は20日、6月から8月中旬までの、全国の主な10都市の気候を集計して発表しました。それによりますと、この期間中、江原道内陸部の春川と江陵をのぞいて、平年より112ミリから574ミリ以上も多く雨が降ったことが分かりました。中でも南部地方は大雨の所が多く、釜山はこの期間中の降雨量が1165ミリと、平年の2倍に達しました。また、日照時間は、10都市すべて平年に及ばず、日照不足が続きました。さらに平均気温も大きく下がり、ソウルは平年の24度に対して、この夏は23.1度、大邱は平年より1度9分、光州は1度7分ずつ下がるなど、全国的に気温が平年より1度3分低かったことが分かりました。気象庁は、今年の夏は、韓半島の上空に冷たい空気が流れ込んでいるため、高温多湿な北太平洋高気圧が勢力を拡張できず、冷夏が続いていると分析しています。このような天気は今月下旬までに続く見通しですが、9月は澄んだ秋空が広がると気象庁では予測しています。
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