飲食店やカフェなどを利用する際に必要な「防疫パス」について、保健当局は、来月3日から防疫パスの有効期限を、2回目のワクチン接種を完了してから6か月間とすることを決定しました。
「防疫パス」は、新型コロナウイルスワクチンの接種完了またはPCR検査での陰性を証明するものの総称で、現在飲食店やカフェ、映画館、学習塾などの施設で、防疫パスの提示が義務付けられています。
今回の政府の方針によって、来年1月3日からは、2回目のワクチン接種を完了してから6か月が過ぎると、防疫パスの提示が義務付けられた施設を利用できなくなります。
保健当局は、来年1月3日から9日まで1週間の周知期間を設け、施設の利用者や施設の事業者に、防疫パスの有効期限について周知する考えです。
3回目の接種を受けた人については、接種した当日にワクチン接種を完了したとみなし、その日から施設を利用することができるということです。