中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染は21日午前0時までに新たに5202人が確認されました。 
重症患者は1022人で、もっとも多かった19日に次いで2番目に多くなっています。
重症患者向け病床の使用率は2日連続で80％を超え、なかでも首都圏は90%に近づいています。
新たな変異株のオミクロン株の感染者は、49人増えて合わせて227人になりました。
政府は、新型コロナワクチンの3回目の追加接種率を上げ、新たな感染者数と重症患者数を抑えるのに集中しています。
3回目の追加接種は現在、国民4人のうち1人が済ませていて、60歳以上では、60%の人が接種を済ませています。
一方、ワクチン接種の対象でない小学生の場合、1日の新たな感染者数はこの2週間で2倍近く増えています。
青少年の感染者のなかで重症化したケースはこれまでに19件で、いずれもワクチンを接種していない人でした。
政府は、合わせて1287の病床をさらに確保したほか、医療人員を確保するため、保健所向けの支援金196億ウォンを各自治体に支給しました。