新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を受けて政府が感染対策を強化しましたが、これに対して自営業者らが抗議するデモ集会を計画するなど、反発が高まっています。
自営業者で作る団体「新型コロナ対応全国自営業者非常対策委員会」は22日午後3時から2時間にわたって、ソウル都心の光化門(クァンファムン)広場で、政府の感染対策を糾弾するデモ集会を開きます。
この団体の代表は、「集会の人数制限に合わせて299人の集会として届け出た。政府の感染対策に従って、集会では参加者のコロナワクチン接種の有無を確認する」と話しています。
また「全国各地から自発的に参加する人の規模については、いまのところ予測できず、当日になってわかるだろう。299人を超えても、警察との物理的な衝突が起こらないようにしながら、われわれの声を政府に届ける」としています。
また別の団体「コロナ被害自営業総連合」は27日と28日の午後5時から9時まで、政府への抗議の意思を示すため、消灯して営業する抗議活動を行います。
また来週中にストライキを行うことについての賛否を問う投票を23日に、行います。
この団体には、韓国外食業中央会、韓国休憩飲食業中央会など6団体が参加していて、会員数は120万人に上ります。
さらに政府を相手取って自営業者の損失補償金を過去に遡って適用するよう求める集団訴訟を起こす方針です。