メニューへ 本文へ
Go Top

社会

政府、オミクロン株向けPCR試薬を配布、30日から使用へ 

Write: 2021-12-29 15:15:56Update: 2021-12-29 16:38:13

政府、オミクロン株向けPCR試薬を配布、30日から使用へ 

Photo : YONHAP News

政府は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染の有無をより早く確認するためのPCR検査の試薬を開発し、29日まで各自治体に配布することになりました。
各自治体は今月30日からこの試薬でオミクロン株への感染有無を確認できるということで、これまで3~5日だった確認までの時間を3~4時間に短縮できるということです。
政府はまた、新型コロナの飲み薬60万4000人分の事前購入契約を完了し、追加で40万人分の契約も進める方針です。
中央防疫対策本部によりますと、今月27日午前0時時点の国内のオミクロン株の感染者445人のうち、アメリカ、イギリス、南アフリカなど海外からの入国者は40.7%にあたる181人で、海外からの入国者を通して地域社会に感染が広がる状況が続いているということです。
中央防疫対策本部は、オミクロン株の重症化へのリスクは比較的低いとされているものの、感染力が高いため、感染者が急増する可能性があるほか、ワクチンの効果も限定的であるため、デルタ株に比べてリスクは低くないとみています。
また政府は、オミクロン株が世界中で急速に広がっているのを受け、オミクロン株の水際対策を4週間延長すると明らかにしました。
現行措置は当初来月6日に終了する予定でしたが、海外からのオミクロン株の感染者が増えていることや、正月連休に海外からの流入が急速に増える可能性などを総合的に考慮したということです。
これで、南アフリカ共和国をはじめ、モザンビーク、ナイジェリア、ガーナなどアフリカ11か国を対象に短期滞在の外国人の入国を禁止している措置が、来年の2月3日まで維持されます。
また、アフリカ在留の韓国人を輸送するための週1回の特別便を除き、エチオピアを出発する直行便の運航も引き続き停止し、ワクチン接種完了者についても「隔離免除」が適用されないということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >