保健福祉部は29日、1月2日までとしている「社会的距離の確保」の特別強化措置を延長するべきかどうかについて話し合いました。
韓国では、新型コロナの感染拡大に歯止めがかからないことから、今月18日から来年1月2日までのおよそ2週間、政府の強化措置「社会的距離の確保」を発動しています。この強化された対策では、私的な集まりは4人までと制限され、カフェや飲食店など、不特定多数が利用する一部の施設の営業時間が短縮されています。
29日の会議では、オミクロン株感染が拡大していることなどを踏まえ、特別強化策を延長するべきだとする意見が多数を占めたということです。また延長期間は2週間が適切であるという意見が多く出されました。一方、対策の特別強化によって経済的に大きな被害を受けている自営業者などへの補償制度や対策などを、さらに設ける必要があるとの指摘もあったということです。
政府は31日に、特別強化策を延長するかどうか決めて発表する予定です。