新型コロナの変異株「オミクロン株」に感染していた90代の女性2人が死亡しました。
オミクロン株の感染者の死亡は、韓国では初めてです。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナのクラスターが発生した光州(クァンジュ)市の老人ホームに入居していた90代の女性2人が、それぞれ去年12月末に死亡しました。
2人は、ワクチンを2回接種していましたが、基礎疾患があったということです。
この老人ホームでは、合わせて21人が新型コロナに感染していて、当局はほかにオミクロン株の感染者がいないか、検査を進めています。
韓国では、オミクロン株の市中感染が広がっていて、中央防疫対策本部は、オミクロン株は、1月または2月には、感染の主流になる可能性があるとしています
中央防疫対策本部は、オミクロン株の感染力や重症化のリスクは、デルタ株とは異なるとして、綿密に分析を行ったうえで、積極的に対応する考えです。