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社会

オミクロン対策で防疫体系を全面的に見直しへ 政府

Write: 2022-01-07 12:52:50Update: 2022-01-07 13:19:29

オミクロン対策で防疫体系を全面的に見直しへ 政府

Photo : KBS News

政府は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大が優勢になることを踏まえ、今の防疫体系を全面的に見直す可能性について示唆しました。
金富謙(キム・ブギョム)国務総理は、オミクロン株の感染者が1か月半で2300人を超えたとしたうえで、拡散のスピードが非常に速いオミクロン株に対応するためには、今の防疫体系全般を速度と効率性の観点から全面的に見直さなければならないと明らかにしました。
デルタ株に比べて重症化率は比較的低いものの、感染力が最大4倍以上は高いため、疫学調査においても選択と集中が求められるほか、すべての感染源を追跡するよりは拡散のリスクが高いところに集中させなければならないと話しました。
また、PCR検査も感染の可能性が高い人から優先順位を決めて実施する案も言及されていて、こうした対策は7日に開かれる公開討論会で本格的に話し合われるものとみられます。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの新たな感染者は、7日午前0時の時点で3717人が確認され、累計で65万7708人となりました。
新たな感染者は前の日よりも400人あまり減ったほか、先週の金曜日に比べると1100人あまり減りました。
重症患者は前の日より43人減って839人となり、2日連続で800人台を維持しています。死者は45人増えて合わせて5932人、韓国全体の致死率は0.90%になりました。
在宅治療を行っている感染者は2万人あまりで、1日以上病床の割り当てを待つ待機者はいませんでした。
一方、人口の80%以上が新型コロナワクチンの接種を完了していて、このうち60代以上の高齢者層の80%は3回目の追加接種を完了しました。

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