中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、31日午前0時までに新たに1万7085人が確認され、3日連続で1万7000人台となっています。
1日当たりの新たな感染者数は、前日から444人減りましたが、これはソルナル＝旧正月の連休に入って検査件数が減少した影響とみられます。
陽性率は7.8%で、前日より2.7ポイント上がっています。
先週1週間で新たな感染者数は前の週に比べて2.4倍に増えました。連休で人の移動や接触が増え、感染者はさらに増えるものとみられています。
韓国では、変異株のデルタ株より感染力が2倍以上強いオミクロン株が主流となり、感染者数が急増していて、1日当たりの新たな感染者数は10万人にまで増える可能性があるという見方も出ています。
全国で自宅療養中の患者は、8700人あまり増えて７万5000人あまりとなっています
これは、在宅療養に対応する医療機関が管理できる最大人数の80%を超えています。
ただ、重症患者や死者の増加にはつながっておらず、首都圏の重症患者向け病床使用率は15%にとどまっています。
しかし、重症患者は、通常、感染者の急増から2、3週遅れて急増することから、安心はできない状況です。