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国際

日本政府 「佐渡山の金山」の推薦を閣議決定

Write: 2022-02-01 11:25:25Update: 2022-02-01 11:31:13

日本政府 「佐渡山の金山」の推薦を閣議決定

Photo : YONHAP News

日本政府は1日午前の閣議で、「佐渡島(さど)の金山」を世界文化遺産に登録するようユネスコ=国連教育科学文化機関に推薦することを決定しました。
この日のうちに推薦書類をユネスコに提出するということです。
江戸時代に金鉱として有名だった佐渡島の金山は、第2次世界大戦中には銅、鉄、亜鉛など戦争物資を確保する鉱山として主に活用され、韓半島出身の労働者も動員されたといわれています。
日本政府は、「佐渡島の金山」の世界遺産としての推薦期間を江戸時代までとしていて、これについて、その後に強制労働が行われた歴史を隠す戦略という見方が出ています。
韓国政府は強制労働の歴史を隠しての登録を防ぐため、国際社会に対する働きかけを強化するとみられます。
韓国政府は、佐渡島の金山が推薦候補に決まった去年12月、国内外の専門家や関係官庁が参加するタスクフォースを設置し、段階別の対応を検討する方針を明らかにしています。
韓国政府の反発を踏まえ、日本政府も省庁横断のタスクフォースを設置し、国際社会への働きかけを強めるとしています。
登録の可否は、専門家らでつくるユネスコの諮問機関「イコモス」が1年以上をかけて審査し、登録にふさわしいかを来年5月ごろに勧告します。
それをもとに来年6~7月ごろ、21か国からなる世界遺産委員会が登録するかどうか判断します。
登録可否が決まる時期について、共同通信は、韓国は韓半島出身者の強制労働の現場だとして反発しており、ユネスコから韓国との2国間協議を促され、審査を棚上げされる可能性があると報じています。

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