中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、1日午前0時までに新たに1万8343人が確認され、これまでで最も多くなりました。
1日の新たな感染者数としては、前日より1264人増えています。
1日当たりの新たな感染者数は、先月25日に初めて8000人を超えて以降、増え続けています。
変異株のデルタ株より感染力が2倍以上強いオミクロン株が主流となっていることや、連休で人の移動や接触が増えていることから、1日当たりの新たな感染者が2万人を超えるのは時間の問題とみられています。
韓国では、先週1週間でオミクロン株の検出率は80%に達し、感染の主流となっています。
ただ、重症患者や死者の増加にはつながっていません。
重症患者は5人減って272人で、亡くなった人は17人増えて合わせて6772人となり、致命率は0. 78%となりました。
陽性率は9.3%と、前日より1.5ポイント上がってこれまでで最も高く、連休が明けて検査件数が普段の平日並みに戻れば、新たな感染者数が急増する可能性があります。
一方、2回目のワクチン接種を完了した人は総人口の85.7%で、3回目の接種を済ませた人は53.1%となっています。