ソルナル＝旧正月を迎えた1日、全国の高速道路は、上り下りともに、帰省、帰京ラッシュが続き、渋滞が続いています。
中部地方を中心にまとまった雪が降っていることもあって、ソウルと釜山（プサン）を結ぶ京釜高速道路、ソウルと全羅南道（チョンラナムド）木浦（モクポ）を結ぶ西海岸高速道路など全国ほとんどの高速道路は、上り、下りともに渋滞しています。
下り方面の所要時間は、1日午前10時に車でソウルを出発した場合、大田（テジョン）までは2時間10分、木浦（モクポ）まで3時間50分、釜山まで5時間40分かかると予想されます。
上り方面は、釜山からソウルまでは8時間10分、木浦からソウルまでは7時間50分、大田からソウルまでは6時間40分かかると予想されます。
下り方面は1日午後１時から2時ごろに渋滞がピークに達し、午後6時から7時ごろに解消、上り方面は1日午後4時から5時ごろにピークに達し、2日午前2時ごろに解消すると予想されます。
1日の全国の高速道路の交通量は前日より63万台多い495万台と予想され、このうち首都圏から地方に37万台、地方から首都圏に45万台が移動するとみられています。
一方、韓国のインターネット通販「ティーモン」が1月21日から4日間480人を対象に行ったアンケート調査の結果によりますと、ことしのソルナル連休の過ごし方を聞いたところ、「家で過ごす」と答えた人が全体の64％でした。
これは、去年に比べて21ポイント減っています。
「両親や親戚を訪問する」と答えた人は21%で、去年に比べて15ポイント増えています。
自粛疲れもあって外出したいという意識が去年より高まっていることが背景にあるとみられています。