韓国政府がアメリカの製薬大手「ファイザー」との間で直接契約を結んだ新型コロナウイルスワクチン61万5000回分が3日、韓国に到着します。
新型コロナ予防接種対応推進団が2日、発表したところによりますと、ファイザー製の新型コロナワクチン61万5000回分が3日午後7時ごろ、仁川空港に到着するということです。
韓国政府がワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAXファシリティ」や、製薬会社との間での直接契約によってことし確保した新型コロナワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ヤンセンファーマ、ノババックスの合わせて1億5044万回分です。
このうち、今月3日まで韓国に導入されるワクチンは307万9000回分で、政府は年末までにのこりのおよそ1億4736万回分をさらに導入するとしています。
政府は「安定的にワクチンを供給するため、引き続き製薬会社側と緊密に協議する。詳しい供給日程は、協議後、速やかに案内する」と話しています。