新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、去年の国際線の利用者数がおととしより77%減ったのに対して、国内線の利用者数は32%増えたことがわかりました。
国土交通部の発表によりますと、去年の航空旅客数はおととしに比べて7.7%減少して3636万人だったということです。
このうち、国際線の利用者数は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」などの感染拡大の影響で、おととしに比べて77.5%減って321万人でした。
これに対して、国内線の利用者数は、海外旅行の代わりに国内旅行の需要が伸びたことから、おととしに比べて31.7%増えて3315万人と、2019年の3298万人を超え、これまででもっとも多くなりました。
航空貨物は、好調な輸出などに支えられ、おととしより11.4%増えて362万トンで、手荷物を除くと、おととしにより17.0%増えて340万トンでした。
国土交通部の関係者は、「去年航空分野は、隔離が免除されるサイパンなどへの旅行、無着陸飛行ツアー、遊休旅客機の貨物機としての転用などで需要拡大を図った。ことしも感染拡大を防止しながら、航空運航の回復のため取り組む」と話しています。