韓国の新型コロナウイルスの新規感染者は、6日連続で5万人を上回りました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナの感染者は15日午前0時までに、新たに5万7177人が確認されました。
死者は61人で、先月19日の74人以降、最も高い数値となりました。
重症患者は8人増えて、314人になりました。
政府によりますと、重症患者1500人程度までは十分に対応できるということです。
一方、防疫当局は、無症状や軽症の患者が多く、病床もひっ迫していないことから、感染対策「社会的距離の確保」などの防疫措置を緩和する方策を検討しています。
QRコードを利用した出入り者の記録が事実上、無意味になったのではないかという指摘を受けて、出入り者リストの作成を廃止し、QRコードはワクチン接種完了の証明用としてだけ活用する方向で検討を進めています。
また、飲食店の営業時間の制限や私的集まりの人数制限も緩和する方策を議論しているということです。