去年、各種公演のチケットの売り上げは、前の年に比べて2倍以上増えたことがわかりました。ただ、コロナ禍前の2019年に比べると半分程度でした。
公演チケット販売サイト最大手の「インターパーク」によりますと、2021年の公演チケットの売り上げは2837億ウォンで、前の年(1303億ウォン)に比べて117.7%増加したものの、2019年(5276億ウォン)の53.8%にとどまりました。
チケットの売り上げ全体の割合では、ミュージカルが58%で最も高くなっていました。
クラシック・オペラは2020年の3%から12%へと増加し、新型コロナの影響で大規模な観客動員が困難だったコンサートは30%から23%へと減少しました。
一方、新型コロナの影響でオンライン公演も大幅に増えました。
去年、上演されたオンライン公演は合わせて203本で、前の年より250%も増加しました。
このうち、コンサートが158本で最も多く、ミュージカル35本、クラシック6本、演劇4本の順となっていました。
オンライン公演の80%を占めるコンサートは、アイドルグループの公演やファンミーティングがそのほとんどであることから10代・20代の観客が56.3%を占めていて、オンライン公演全体でも10代・20代 の割合は37.9%となっていました。